園の様子 / お知らせ

食育通信④

先日ひよこ組担任のあっこ先生が海釣りに行
き、シイラを釣ってきてくれました。

普段スーパーで切り身になっているものを見
ることはあると思います。しかし、捌く前の
魚を見る事があまりない子どもたちは大興奮
!カラフルな見た目に「これはなんていう魚
なの?」「くさーい!」「かわいい~」「青
いポツポツがある!きれいだね!」など様々
な反応がありました。中には、「これってシ
イラだよね?」など、名前を知っている子も
いました!とても良い機会なので、丸々の魚
を捌いて切り身になるまでを見てもらう解体
ショーをしました。

まずはシイラの特徴をみんなで観察しました。
口を開けてみると舌のようなものがあったり
、背びれは小さくまとまっていますが、広げ
るととても大きくなったりと、普段見る事の
ない魚の体を観察してみました。そして、包
丁で捌いていきます。

子どもたちからは「かわいそう…」「いたそ
う!」「あ、血がでてきた!」などなど。頭
を落として、内臓を取り除いたら3枚に卸し
ていきます。血が苦手な子どもは離れて見守
りました。

骨の様子や、身の色などを見せながら、どん
どんと見覚えのある切り身の状態になってい
きました。捌きながらたくさんの質問が飛んできます。
「シイラには骨ってあるの?」「皮はどうす
るの?」「魚にも心臓があるの?」「シイラ
は食べれるの?おいしいの?」色んな質問に
応えながら切り身にしていきます。1匹のシ
イラから学ぶことがたくさんありました。

普段給食でも魚が出てきますが、そこに至る
までには様々な人たちの関わりがあり、自分
たちの口に入ります。それが体を作り、命を
紡いでいます。

今回はシイラを通して「命」について、「い
ただきます」とはどういう事なのかを学ぶ活
動になりました。
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食材になる前は全てのものが「生き物」でし
た。命というとても大切で、難しいことを考
える良い機会になりました。次はどんなお魚
が釣れるのか楽しみですね。

厨房 大西拓也

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