園の様子 / お知らせ

いのちをいただきます!(3歳児ぱんだ組)

12月8日(火)に鮭の解体ショーを行いました。
11月にさけ科学館へ行ってきたこともあり、
何日も前から保育園に鮭が来るのをとても
楽しみにしていました。

当日、栄養士の先生が大きな鮭をお部屋に
持ってくると、大喜びの子ども達。
お父さん鮭とお母さん鮭の見分け方の話を
真剣に聞いていました。

そして、いざ解体スタート。一番最初に包丁
が入ったのは、首でした。骨をゴリゴリと
音を立てながら切っていく様子にみんな
ビックリ。「可哀想だね…」と息を呑んで
見つめていました。

お腹を開くと、そこには色々な内臓が。一つ
ひとつをお皿に取り出していき、心臓・肝臓
・胃袋など、皆でじっくりと観察しました。

解体した鮭は北海道の郷土料理の
『ちゃんちゃん焼き』(鮭を野菜と一緒に焼き、
味噌で調味した料理)にしていただきました。

味噌のいい匂いが部屋に広がり、
「早く食べたい!」と待ちきれない様子の
子ども達。普段は魚が苦手で、
手をつけたがらない子も少し頑張ってみようと
自分から食べてみる姿も見られました。

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元気に泳ぐ鮭の姿を見た後に目の前で血が流れ
出たり、魚独特の匂いを感じ、いつもは行事に
なると大盛り上がりするぱんだ組ですが、少し
神妙な面持ちで鮭を見つめる姿が印象的でした。
今回の行事を通し、子どもたちは『命をいただく』
という意味を少し理解できたように感じました。


3歳児ぱんだ組担任:村岡

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