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【コラム】幼児教育プログラム「PYP」への取り組み

認定こども園あいの里(札幌市・北区)では、学園が大切にしている「主体性を育む教育・保育」をさらに向上させるために、国際的な教育プログラム【PYP】の認定校を目指して取り組んでいます。


国際バカロレア(IB)プログラム【PYP】とは?

「国際バカロレア(IB)」は、国際バカロレア機構(本部:ジュネーヴ)が提供するプログラムで、世界159以上の国や地域で5,500校が厳しい基準をクリアした認定校になっています。文部科学省でもグローバル人材育成の観点から国内の「国際バカロレア(IB)」の普及・拡大を推進しており、国内では96校()がIBの認定を受けています。

IBは、グローバル社会で求められる人物像を基に、一人ひとりの「主体性」や「多様性」、「考える力」を育むことを目的としており、子どもたちが自分自身と他者を尊重し積極的に関わることや、考えなどの違いを理解し受け入れる姿勢、自分で考える力や学び続ける姿勢などを育んでいきます。IB3歳~19歳と幅広い年齢を対象としており、成長段階や進路に合わせた4つのプログラムがあります。
このうち幼児期を含む初期ステージの教育課程が【PYPPrimary Years Programme)】です。

※2021630日時点


《グローバル社会に求められる人物像(IBの学習者像)》
Inquirer(探求する人)
学びを楽しみ、もっと知りたいと思う
新しいことを見つけようとする

Courageous/Risk-takers(勇気のある人・挑戦する人)
自信を持って物事に取り組める
新しいことにチャレンジする勇気を持つ

Principled(信念をもつ人)
自分が正しいと思った考えを話し、行動できる
正しい選択ができる

Balanced(バランスのとれた人)
楽しく生活ができる
心も体も健康である

Knowledgeable(知識のある人)
知っていることや学んだことを使うことができる

Open-minded(心を開くひと)
見たり聞いたりしたことをポジティブに受け入れ認め合う

Caring(優しい人)
他の人を助けることができる
世界中にあるどんなものに対しても思いやりが持てる

Thinkers(考える人)
よりよい行動につながるようによく考えている
新しいアイディアを考える

Communicators(コミュニケーションのできる人)
いろいろな方法で自分の考えをシェアできる
進んで他の人の話が聞ける

Reflective(振り返りの出来る人)
もっと良くなる為の方法を見つけられる
次のステップがわかり、行動に移す気持ちを持つ

 

認定こども園あいの里での取り組み

現時点では「候補校」の段階ではありますが、PYPの取り組みを始めてから職員全員でPYPを勉強しながら、日頃の活動や行事の目的・進め方の見直しを行っています。PYPの基準に沿って園児一人ひとりに向けての目標設定を行い、意見を出し合いながら、保育活動にも徐々に反映しております。

活動への取り組みについて、一例をご紹介します。

■気づきや考えを尊重 
今まで以上に子どもたち自身が気づく・考えることに重きを置いた声掛けや活動を行っています。発表会では、これまで子どもたちが興味を持ちそうな劇を先生たちが考え用意していましたが、PYPに取り組んで以降は、子どもたちが話し合いを重ね、色々なストーリーの中から自らやりたい劇を選ぶようにしました。
さらに昨年は、セリフを暗記するだけではなく、登場人物はどんな気持ちだろう?とみんなで一緒に考えたり、その感情を色で例えてみんなで共有するなど、自分たちで考え、形にすることを重視しながら進めてみました。日に日に子どもたちが劇に夢中になり、目を輝かせる様子や、積極的に気持ちを表現しようとする姿が見られるようになりました。劇の理解が深まったことで、本番では自分たちの感情や思いが詰まったオリジナリティ溢れる作品となりました。
こたえが決まっていないものを考えることで、「自分の考え」や「他者の考え」を意識するようになります。また、子どもたちが主体となって活動を進められる環境を用意することで「IBの学習者像」を身につけながら成長する姿を見て、職員一同、「子どもたちの可能性は無限大」と改めて感じました。

あいの里では、PYP認定校を目指すとともに、今後も「子どもたちの主体的なまなび」を主軸に、より良い教育・保育活動を目指し、日々改善してまいります。

 

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