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【コラム】自園給食への取り組み

脳や運動機能など、心と体の成長が著しい乳幼児期。この時期は、心身の成長や発達のために特に「食事」が重要視されています。また幼児期は、規則正しい食事習慣やさまざまな食経験をしながら、食生活の土台をつくる大切な時期です。

おいしく楽しい給食もまた食育の1つと考えています。さまざまな味に出会う、料理や文化に出会う、おいしさを知る、楽しさを知るなど、たくさんの食体験を通じて、生涯にわたって健康な体と心を支える「食」との関わりの基礎を身に着けてほしいと考えています。食育は特別な活動ではなく、日々の保育や生活と連動した五感を養うまなびです。厨房は「給食をつくる」だけでなく、活動に参加し連携しながら食育活動の幅を広げています。「どんな野菜を育ててる?どんな風に育ってる?」子どもたちと関わり合いながら、食材を知る・育てる・食べる・感謝する、など食材への関心や感謝などの心を育む活動を行っています。


楽しくおいしい食体験を

【自園調理室】
学園では、全ての園に厨房を設け、自園の厨房職員が心を込めて手作りのおいしい給食を提供しています。厨房は(一部の園を除き)ガラス張りにすることで、厨房の様子が見えるような造りに。調理担当の職員と子どもたちとのコミュニケーションとなっていたり、子どもたちが作っている人や工程が見えることで興味を持つきっかけとなっています。園庭で子どもたちが育てた採れたての野菜を調理するなど、保育活動と連動した柔軟な対応ができるのも、調理室を設けているからこそ実現可能です。


【自園オリジナル献立】
園児給食に高い実績のある(株)ミールケアと提携。献立例を参考にしながら、学園の調理師が毎月の献立を作成。安心でおいしいだけでなく、楽しく食べられる給食を目指しメニューを工夫しています。
旬の食材をとり入れたり、季節感を意識することはもちろん、伝統食や行事食なども大切にしながら、日本の食文化を伝える「和食」中心の献立を提供しています。また、英語講師たちの出身国の料理や、オーストラリア姉妹園では定番の「ズッキーニ入りチョコレートケーキ」など世界の料理や初めての味に出会える食体験も。味覚を発達させるだけでなく、「初めて」に出会うワクワクや楽しさを感じる体験や、海外に興味を持つきっかけにもなっています。


【調理方法のこだわり】
味覚が発達するこの時期に濃い味に慣れてしまうと、薄い味つけを受け入れにくくなってしまいます。
素材の味を覚えられるよう、うま味調味料や加工食品、冷凍食品など、化学的に作られた味付けではなく、干ししいたけや昆布を使った「天然だし」を使用し、素材のうま味を味わえるようにしています。また、見た目や食感も“おいしい”の一部。「おいしさ」は盛り付けや歯ごたえ、香りや舌ざわりなど五感があわさって感じられます。素材の味や食感を楽しめるよう、食材の大きさや切り方など、各園の調理員が調理法を工夫しています。

よりおいしい給食をと、調理工程にもこだわり、温風と水蒸気で調理するスチームコンベクションオーブンを全園に導入しています。食材のうま味や水分を逃さず調理ができるので、苦手な子どもが多いイメージの、蒸し野菜や魚もパサつかずしっとりふっくら。食べやすくおいしく仕上がるので、子どもたちにも好評です。揚げ物も大量の油を使わず、うま味を閉じ込めジューシーに。定番のから揚げやコーンフレークを表面にまぶした独自のクリスピーチキンなど、子どもたちに大人気のメニューなどに活用しています。

【大切にしていること】
食器はあえて瀬戸物を使用しています。食器の質感や重さを感じ、割れる・壊れることがあるからこそ、大切に扱うということを教えています。壊れるから使わない、ではなく、壊れてしまうから大切に使おう。言葉ではなく経験から自発的に理解し身に着けられるよう、生活の中で触れる使う体験を大切にしています。


【今後の取り組み】 
体によくおいしい給食を多くの方に体験していただけるような機会や施設、食材づくりや食体験の共有など、園児とご家庭、地域社会と地域社会が関わりながら、より深い繋がりのある活動を展開していきたいと考えています。

 

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