NEWSお知らせ

【コラム】幌北学園の保育 

幌北学園では、幼児期にさまざまなあそびや体験を通して、子どもたちの感じる心、考える力、学ぶ力を伸ばす保育を行っています。また、一人ひとりの興味や関心、個性を尊重する環境づくりをすることによって、違いを認め合い周りに流されない勇気を持った主体性のある子どもを育むことを大切にしています。

夢や希望にあふれ、これからの時代にも通用する「こころ」「あたま」「からだ」すべてに優れたバランスある子どもを育むために実践している教育・保育をご紹介します。


【教育・保育の目標】

多様性を受け入れ他者を理解し思いやる“こころ”、自ら考え論理的・創造的に行動をする“あたま”、それらを支える健全な“からだ”を育成するために下記を目標に掲げています。

① 個々の好奇心や興味を尊重し褒めることで、一人ひとりの個性や強みを伸ばします。
子どもたちの「どうして?」は考える力や意欲へ繋がっています。小さな気づきを探求し学び繋げていくことで、一人ひとりの個性や可能性を伸ばし主体性を育みます。

② 新たなことに挑戦する積極性とそれら成功体験による自信を身に付けます。
子どもたちにとって失敗と成功はどちらも大切な経験です。失敗を恐れず繰り返し挑戦し、成功した時の充実感や達成感が生涯の自信となり、次の挑戦への意欲や自立心を育みます。

③ グローバルに活躍できるコミュニケーション力や多様性を身に付けます。
様々な個性や文化の違いを理解・尊重し、自らの価値観を世界に広げます。またグローバル化する環境においても、自分自身の考えを論理的に発信するコミュニケーション力を身に付けます。
これらの目標達成に向けて実施している具体的な活動を一部ご紹介します。

■食育活動

幌北学園の食育活動では「畑で野菜をつくる」だけでは終わりません。そして、どうして種を土に植えると芽がでて花が咲き、実になるかは子どもたちに直接教えません。活動の目的や答えは職員が用意するのではなく、子どもが自ら考え、答えを探して行く過程を大切にしています。

時には土から出てくる虫を図鑑で調べたり、自然や季節について考えたり、草食系や肉食系の恐竜の話にまで展開することもあります。学びの源は好奇心なので、職員は答えを教えるのではなく、子どもたちの「なんで?」や「どうなるの?」という興味を育て、一緒に考えます。

野菜を育てる体験は食への興味の他に、様々なことを知るきっかけとなり、喜びながら世話をしたり、失敗したりという経験は、生産者やご飯を作ってくれる人への感謝の気持ちにも繋がります。住んでいる地域の特徴や日本の食文化だけではなく、世界には様々な地域や食文化があることについて知るきっかけにもなるよう、活動を展開させながら日頃の保育に取り入れています。

■行事

幌北学園では、行事をお祝いすることが目的ではなく、食育活動同様に前後の活動を重要視しています。例えば伝統行事「こどもの日」は、こいのぼり製作で終わるのではなく、端午の節句の意味を知り、過去と現在の時代の環境の違いや、世界にも似た行事がないかなど、子どもたちと一緒に調べます。

興味を持ったことや疑問に思ったことを、子どもたち自身が調べているうちに、また新しい気づきや疑問が生まれ、どんどん展開させていきます。

運動会や発表会、スポーツフェスティバルは、日々の練習の成果を本番で披露します。ここで重要なのは、その過程と結果から得られる自信や達成感、充実感、団結力、喜びや悔しさが次の成長へと繋がっていくことです。達成感や充実感は次へ向かう力となり、悔しさやそれをバネに頑張った経験は、困難を乗り越えるための力となります。

保育の環境づくり

あそびが発展し、次のあそびへ繋がる環境づくりにも力を入れています。例えば、ジオラマあそびのコーナー。いろいろなストーリーを作りながら想像力が育まれていきます。恐竜ってどんな大きさ?どんな種類が?興味に応じてどんどん発展していけるよう図鑑・絵本コーナーや想像力を形にできるクラフトコーナーを用意します。

各コーナーはあそびのスタート地点なので、そこで完結するのではなく次へ発展する空間づくりの仕掛けを考えています。子どもたちが夢中に探求し、知識を深めるだけではなく、自分の知らないことを発見する楽しさや他人へ伝え共感する喜びに繋がります。

【教育・保育方針】

安全・安心な環境のもと、保護者・地域社会との交流や連携により、考える保育・繋げる保育・伝える保育を実践します。

① 「考える保育」 活動の目的や子ども目線を常に意識し、その達成のため、子ども一人ひとりの興味や達成等を観察し、日々の保育の振り返りの中で反映や改善を行う保育。

② 「繋がる保育」 日々の保育と行事の繋がり、1年を通しての繋がり、学年間の繋がりの他、子ども同士や先生・地域社会との繋がりを意識した連続性のある保育。

③ 「伝える保育」 園の考え・活動を積極的に保護者や地域社会へ伝え共有することで、一体となって園児を見守りながら成長を促す保育。

子どもたちの気づきや興味の種を大切に育てながら、人との関わりや学び・体験を広げられる環境づくりを通して、自発的に挑戦し、成長する力を最大限に伸ばすことができると考えています。



現在のやり方に捕らわれない、より良い教育・保育を目指して

子どもたちの可能性を伸ばしたい。笑顔にさせたい。その思いを保護者や地域とも共有しながら、常により良い教育・保育を考え、実現するためにオーストラリアにある姉妹園を始め、世界の優れた教育・保育を参考にしながら、自園に合わせて最適化をして、教育・保育を発展させていきます。

地域で連携し子育てができる環境づくりや、学びを繋げる学童など切れ目のない支援、包括的な保育のサポートも私たちの大切な役割と考えています。将来的には、子どもたちと保護者、職員など、保育を通して関わり合う人々が集い交流できる場を提供し、新しいコミュニティー作りを目指しています。


CONTACTお問い合わせ

当学園へのお問い合わせは、学園本部宛にメールまたはお電話にてお願いいたします。
(ご入園等については各園にお問い合わせください)

TEL 011-211-6840(受付時間 平日10:00-17:00)