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【コラム】入園前に始めておきたい3つの準備とは?

入園先が決まったら、春までは入園に向けた準備期間。

入園準備というと、真っ先に園生活に必要なグッズなど「モノ」に意識が向きがちですが、「食事面」や「生活習慣」に関わる準備が大切です。

お子さまにとって園は、親と離れて長時間過ごす初めての場所。
不安の種を減らし、楽しんで園に通えるよう、少しずつ順を追って準備していきましょう。

入園前に食べられる食材を増やす心がけを

乳幼児は、成長段階に応じて少しずつ食べられるものを増やしていくことが大切です。

食事面の準備には、ある程度時間がかかります。
好き嫌いを極力減らし、食物アレルギーの有無を把握するためにも、入園が決まったら早めに準備を始める方が良いでしょう。

0・1歳児の場合
園での授乳は基本的に粉ミルク。
冷凍母乳に対応する園でも、哺乳瓶は必ず使います。

完全母乳の場合、哺乳瓶の乳首やミルクを嫌がって飲まないこともあるので、入園前から少しずつ哺乳瓶に慣らしてあげるようにしてください。園で使用する粉ミルクと哺乳瓶の銘柄を確認して自宅で試してみるとよいでしょう。粉ミルクや乳首はお子さまによって好みが違うので、合わない場合などは園に相談を。1歳を過ぎたお子さまは牛乳に挑戦しましょう。
離乳食で新しい食材を試す際は、嫌がることもあるかもしれませんが、別の機会にまた挑戦することが肝心です。また、はじめはスプーンを嫌がったり、嚥下がうまくできないためおかゆやスープを押し返してしまいますが、少しずつ舌の運動機能が発達し呑み込めるようになってきます。焦らずお子さまのペースで進めていきましょう。


2歳児以降
園の給食で出される可能性がある食材や、鶏卵、小麦など食物アレルギーを起こしやすいとされている食材は、入園前に少量ずつご家庭でも試して、アレルギーの有無を把握しておきましょう。

幌北学園では、お子さまに安全で安心な食の提供に力を入れています。
その取り組みのひとつが、入園するお子さまを対象とした離乳食面談やアレルギー面談。保護者の方と職員、調理師でお子さんが食べられる食材を確認し、献立に反映したり、アレルギーに対応した給食を作っています。


3歳児以降

食事の用意や片付けに自分から関われるように促してあげることも大切です。
ご家庭でのお昼ご飯をお弁当箱で食べてみる、というのも一つの方法です。

巾着袋からお弁当箱を出す、ランチョンマットを広げる、自分でフタを開けて食べる…など、入園前から練習することで「自分でする」という意識づけができます。
完璧である必要はありません。お子さまのペースに合わせて少しずつ練習してみてください。

学園の給食は、化学調味料や加工食品、冷凍食品を使わず、天然だしを使用した手作りの「自園給食」。伝統食や行事食なども大切に、日本の食文化を伝えるため、和食中心の献立を取れ入れています。素材本来の味や歯ごたえを楽しめるよう調理法を工夫し、楽しくおいしく味わえる給食作りを行っています。また、それそれの地域性を取り入れた献立にするなど、給食をとおして子どもたちに地域の食文化を伝えています。

入園前におうちで身につけておきたい生活習慣

園生活では、普段手をかけてくれるお母さんと離れるからこそ、お子さまが自分でできることを増やしていきましょう。

0・1歳児の場合
乳児さんは園生活に慣れるために、生活リズムを見直すことが第一歩。
ふだん、おうちで生活しているとあまり時間を気にせず一日を過ごしてしまうこともあると思います。園生活を意識して、お子さまの起床時間や食事の時間、昼寝の時間を見直してみましょう。保育園へ通うことを想定した時間の調整は、保護者の方にとっても生活時間やリズムを見直す良い機会になると思います。

2歳児の場合
成長段階に合わせて、靴下やズボンを履くといった簡単な身支度から始めてみてください。

オムツが取れていなくても焦らなくて大丈夫。タイミングを見ながら「トイレに行く」という習慣づけをすることが大切です。
「起きた時」「食事の前」「出かける前」などのタイミングでトイレに誘い、おまるや便座に座ってみることから少しずつ意識づけを。

注意したいのは、やりたくない時に無理強いすること。無理にさせてしまうと、嫌という気持ちが芽生えてしまい逆効果になってしまいます。
子どもが興味を示した時こそ、「できた!」を体験させてあげられるチャンス。「座れたね」「おしっこ
できたね」など、出来たことを褒めてあげてください。

1~2歳の頃は、お子さまが「自分でやりたい!」と思う時が必ずきます。そんな時は手を貸さずに見守り、やらせてあげてください。たとえ親が手を添えても、「自分でできた」という気持ちにさせてあげることが大切です。


3歳児以上
自分の持ち物がわかり、一人で身支度ができる時期。
オムツが外れることを意識したトイレトレーニングに入りましょう。

トイレトレーニングは、最初はうまくいかなくても、自分でトイレに行き用を足して自分で拭くという経験を積むうちに自然と身についていきます。

身支度がうまくできない場合は、一人でも脱ぎ履きしやすい靴や脱ぎ着しやすい服装にするなど、一人でできるように工夫したり、自分から「やってみよう」と思えるような言葉がけを。できた時にはしっかり褒めてあげてください。

子どもたちは日頃の親の姿をよく見ています。
トイレに行ったら手を洗い、タオルで拭く。よその人に会ったら挨拶をする。
こうした基本的な生活習慣は身近な大人を見本として身につけていきます。保護者の方は、お子さんの手本になっていることを意識してみてください。

避けたいのは、「◯◯できないと入園できないよ」という否定形の声がけ。
「できないこと」に焦点を当てるのではなく、「早くできるようになれば、たくさん遊べるね」など、
楽しみながらできるような声がけが大事です。
また「これができたら◯◯を買ってあげる」というのも、頑張る目的が変わってしまいます。“できたら”の先のご褒美ではなく、“できる”ことそのものが目標となれば、達成できたことで自信となり、次への挑戦を後押しします。

お子さんの力を伸ばしてあげるポイントは、今できることより“少しだけ難しいこと”に挑戦させること。

学園では、身支度や生活習慣に限らず、子どもたちの「やってみたい」を引き出すきっかけづくりや体験の場を提供し、自分の力でやり遂げられるような環境づくりやサポートを行っています。
興味や関心を促し、認めて褒めること。「できた!」という自信が意欲を引き出し、失敗してもまた挑戦する力となります。そういった経験をたくさん積み重ねることで、一人ひとりの力を伸ばしていきます。


入園に必要な「モノ」は、いつ準備すればいい?


園によって、準備する物は規格やサイズなどが決まっています。先に用意すると、園の決まりに合わずムダになってしまう場合もありますので、園のお知らせを確認してから揃えましょう。

幌北学園の場合は、認定こども園幼稚部、幼稚園は入園受付開始日に、保育園は入所決定時に
準備が必要な持ち物をお知らせしていますが、市販のものでそろえられるものばかりです。
なお、記名は、どの園でも必要なので忘れないようにしてください。

持ち物の準備は、ぜひお子さまと一緒に進めてみてはいかがでしょう。
そうすることで、お子さんが「自分の持ち物」だと意識が持てるようになります。


入園前に準備しておきたいことは「食事」「生活習慣」「持ち物」の3つ!

入園前の準備は、お子さまに春から園で楽しく過ごしてもらうための助走期間です。

食事や生活習慣など、ご家庭で少しずつ取り組んでいただければ良いので、決して無理をする必要はありません。

園生活は、小さな「できた」を、先生や周りの大人に褒めたり認められる場にもなります。
「昨日までできなかったことが、今日はできるようになる」など、子どもの成長は本当に早いもの。
その瞬間を大切にしながら、春からの園生活を楽しみに準備を進めていってください。



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