園の様子 / お知らせ

文化の違いとそれぞれの良さ

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

R5年度、4年ぶりに再開した職員の海外研修
第4期グループとして1月7日~15日まで
はなぞのから4名の職員が
オーストラリア ゴールドコーストにある姉妹園
Blueberrys childcareに研修へ行きました。

研修のテーマは日本のお正月文化を伝えること

4日間、日々の遊びの中にある日本の伝統的な遊び
福笑いや羽子板、折り紙、そして着物の文化を…
夏のオーストラリアでは着物は暑いので浴衣の紹介

厨房職員によるおせちの試食や
年越しそば‥‥といきたいところですが
アレルギーを加味して、そうめんの提供をしました。

現地の食材を調達しながら作成したおせち
食材の価格や購入するためのお店選びなど
日本で当たり前に手に入るものがなかなか見つけられない
食文化の違いも学びます

お箸の使い方や流しそうめんのような
アクティビティ形式の食事。
丁寧に昆布とシイタケでとった出汁でできた汁に
つけてたべるおいしさをしり、子どもたちをはじめ
職員のみなさんもたくさん食べてくれました。
Blueberrysは様々な国のお子さまがあつまる園です。
職員の出身国も様々。
そして毎日同じお子さまが登園するのではなく、
日ごとに選び、預かる時間もフレックス。
職員はそれぞれの国で培ってきた保育に対する
考え方や言葉の壁を乗り越えながら、
ひとりひとりのお子さまに向き合い過ごします。
いろいろな文化があって刺激的!

そして食事の豊かさ、美しさ、色どりや味付け・・・
これは日本の食文化が本当に素晴らしいと実感します。
季節の味覚や季節ならではの食べ方を楽しむことなど
丁寧で繊細な食事にあらためて
いただきますの意味を考えさせられました。

最後になりますが、
文化や生活スタイル、働き方、環境がちがえども
保育に携わる私たちが共通していたのは、
子どもたちのためになっているかという視点

私たちが自信をもってやってきている保育でも
違う国に行けばすこし意図が違うのかもしれない
でも今自分が置かれている場所で保育をするならば
何が最善なのかを見極めることが大事だと感じて
帰国しました。

はなぞのは2月からドイツの留学生を迎えます。
そして、Blueberrysの職員も研修にやってくる予定です。
1月25日には中国の保育視察の方をお迎えするなど
子どもたちにたくさんの人との出会いのチャンスが訪れます


多くの出会いと経験から子どもたちの興味関心が
世界にひろがりますように!

園長 武藤 

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