園の様子 / お知らせ

食育って?~保育園での食育の取り組み~

近年、文部科学省をはじめ各省庁、委員会などに
より食育の重要性が提言されています。

そもそも『食育』とは実際にはどんなことで
しょう?
人類が誕生して、「食」は生きるためになく
てはならないものですが、時代とともに食や
食卓の形が変わり改めて「食」について知り、
様々な知識や望ましい食生活を身に着けることが
不可欠となっています。

そこで吹上そらいろ保育園では様々な食育活動
を保育の中に取り入れています。

まず第一弾として、年中ひかり組と年長そら組
が食べる姿勢やマナーについて管理栄養士の
今井先生から教えてもらいました。

自分の給食は自分で取りに行っている子どもたち。
お椀はどっち?ごはんはどっち?
日本食では置く場所が大まかに決まっている事を
教えてもらい・・・


配膳された給食を見ながらみんなで確認。


そして、姿勢について。
「足はちゃんと床についているかな?」
両足をしっかり床につけると姿勢が安定して
こぼす事も少なくなるということを聞くと
自分の足元も見る子どもたち。


保育者も子どもたちの足元を見ると、つま先だけ
つけている子、しっかりと足を付けている子、
足がいろいろな方向に向いている子と様々でした。
「足はちゃんと床についているかな?」という
声掛けもこれからするといいよね。と保育者
も学ぶ機会になりました。

「そして、机とおなかの間には拳一つ分空けると
いいよ。やってみて・・・」
と今井先生から声がかかると・・・

真剣な表情で拳をおなかの前に当てていました。

子どもたちにとって知らないことを教えてもらう
という事は興味につながるのだと、子どもたちの
真剣な表情を見て感じました。


その後は、お椀や茶碗を持って食べることや
姿勢を正しくして食べると消化が良くなり
栄養が吸収されやすくなることを、子どもたちに
わかりやすい言葉で説明してもらいました。

いつも給食を作ってくれている今井先生から
たくさんのことを教えてもらいニコニコの
子どもたち。
今後は栄養素や、食べ物の与える体への影響
なども教えてもらう予定をしています。

☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆
保護者の方のお仕事の都合や、家族の形が
多様化する中で、保育園では
「みんなと一緒にたべるとおいしいね!」
「この野菜、食べられるようになった!」
「作ってみよう!」
「育ててみよう!」
「触ってみよう」
といろいろな食育活動の中で、食に対しての
興味や関心へ繋がるような活動を各学年ごとに
取り入れていきます。

主任 冨山繁美

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