3月16日の卒園式には、たくさんのお祝いのメッセージが届きました。
シーンと静まり返った園内は子ども達の作った色とりどりの飾りが揺れています。
まもなく、卒園式のために園児が登園してくるのを待ち構えています。
園長先生は卒園の文集にこんなことを書きました。
皆さん一人ひとりが命をつなげる大切な命だというお話は何度かしてきました。
つながる命のリレーがいつまでも続くことを願っています。
皆さんにはなりたい自分、「夢」に向かって、どうどうと歩んでほしい。
でも、夢をかなえる過程で、人にも動物にも自然にも思いやりの心を忘れないでください。
皆さんが大人になって世の中を動かしていくころ、どんな未来になっているか、ぜひ楽しみにしてほしいと思います。
今の大人である私たちは、希望にあふれる輝かしい未来のバトンを渡すために、努力をします。だから、安心して未来に向かって歩いてください。
そして、どんなことに対しても、あきらめずに、小さな力が大きな力に変わることを信じて頑張ってください。
3月21日の修了式では、全員が、大きな声で「ありがとう」と言って、園長先生から証書を受け取ってくれました。
私にとっても初めての経験、心をこめて「おめでとう」と言ってお渡しさせていただきました。
「おめでとう」、「ありがとう」の声が、在園児分こだましたうれしい経験です。
言葉で心が通い合う経験と、大きな声で挨拶をすることの気持ちよさを感じた子ども達です。
春からは、元気な挨拶の声が飛び交う園内になることでしょう。
保護者の皆様、卒園、そして修了、誠におめでとうございます。
一年間、毎日の変化には気づきませんが、こうして振り返ってみると、たくさん遊び、時にはけんかもして、困ったときには助け合い、やさしい心、たくましい、元気な体になりました。
あいの里幼稚園に対し、深いご理解と多大なご支援をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
新年度も、子ども達の喜ぶ顔と、健やかな成長を願って、邁進していく所存です。
一年間、本当にありがとうございました。