20011年3月の東日本大震災の影響で、今なおご不自由な生活を送られている現地の方々には謹んでお見舞い申し上げます。
あいの里幼稚園では、至らぬ点は多々ありましたが、なんとか行事予定表通りの園生活を送ることができました。当り前の生活のありがたさをひしひしとかみしめております。
年末にかけての思い出に残るショットをいくつかご紹介しながら、新年を迎えたいと思います。
あいの里は今年も雪がいっぱいです。12月はじめのこの日、まだ大通り公園には積雪がありませんでした。
バスの遅延などご迷惑をおかけしましたが、雪を楽しむ活動を取り入れながら、この地域の特性を前向きに感じてもらおうと思っています。
10月にあるお母さんの「800個でひとり分のポリオワクチン代となります。」との発声でペットボトルキャップの回収を始めました。皆さんのご協力で、あっという間にこんなに集まりました。
この一袋は3400個と換算されますが、終業式までの間に計3回、エコキャップ推進協会に送ることができました。
捨てられてしまうキャップが12人もの世界中のどもたちのワクチン代になったことは、大変うれしいことではないでしょうか。
集める行為そのものが、小さな思いやりの芽をはぐくむきっかけになっていると信じ、これからも続けていきます。ご協力ありがとうございました。
さて、12月19日には、幼稚園にはいち早くあわてんぼうのサンタクロースがやってきました。
なんと、この日は二人のサンタクロースが来ていたとは、園児は誰も気付いていません。
実は、在園児のクリスス会といちごカフェのクリスマス会が同時に行われ、舞台裏では事務の先生とバスの先生がケーキ配りに奔走していました。
先生たちも前日までクリスマス会に向けてベル練習を頑張っていました。
子どもたちの夢と希望のシンボルともいえるサンタさん、今年もありがとうございました。
年末年始、ごちそう尽くしの子どもたち、歯も大事にしようね。ということで、冬休みを迎える前に、歯医者さんの歯磨き指導を受けました。
いつもは苦手な歯医者さんが白衣を脱いでこんな間近に・・・ これで受診するのも少しは勇気が持てるのではないでしょうか。
師走は幼稚園内も新年を心待ちにする雰囲気でいっぱいでした。
どうぞ皆様におかれましても、希望に満ちあふれた素晴らしい一年となりますように、お祈り申し上げます。
園長 曽根 香子