11月16日は、うさぎ・こあら・ばら・ももぐみによる発表会園内練習2日目がありました。
年少うさぎぐみの劇・3びきのやぎのがらがらどんのストーリーはご存知でしょうか。あるところに大・中・小の3びきのやぎがいました。名前はどれも、がらがらどん。おなかがすいたがらがらどんが、山に草を食べに行くには、こわいトロルが住んでいる橋を渡らなければなりません。そこで、知恵をしぼって、小さいやぎから順番に渡ることしました。そのわけは・・・
マントをひるがえし登場するこわいトロルたち、小さいやぎに逃げられて、中くらいのやぎにも逃げられて、大きいやぎといよいよ戦いに。
その戦いのようすが、なんともとかわいらしいくて・・・
先生の作った丸太の橋と川にもご注目。
年少こあらぐみによる劇・ともだちほしいなおおかみくんは、げんき森にすむおおかみくんに、おともだちができるまでのお話です。森でおおかみさんが、
♪ともだちほしいな、ともだちいたらいいな♪
と、うたっていると、動物たちが集まってきました。みんなにはおおかみさんに似ているところがありました。はじめは喜んでいたのですが、実はこわいこわいおおかみさんだと気付いてしまうと・・・
自分の順番がわからなくなっても、「立つよ~」とそっと声をかけあう様子が、劇の進行を盛り上げます。心やさしくて、しっかりもののこあらぐみさんにぴったりの、心温まるお話です。
当日は、そんな動物たちの個性を表現した衣裳もお楽しみください。
年長ばらぐみによる劇・ピノキオは、ゼペットさんが丸太を切り出して作った人形が、命を吹き込まれ、本当の人間の子どもになるまでの心の動きを表したストーリーです。
女神さまはよい子になったら人間の子どもになれると約束をしてくれました。そのかわり、うそをつくと鼻が伸びてしまいます。さてどんな仕掛けで鼻が伸びるのでしょうか。
どの役も気持ちをこめて、セリフが言えるように練習をしてきました。そして、振付も思い思いに工夫を凝らしています。
よい子になるために学校へ向かったものの、楽しい誘惑に負けてしまうのも素直なピノキオならではの失敗。
思わずうそをついてしまったり、大好きなお父さんを助けるために、危険をかえりみず海へ飛び込んだり、年長さんにも、どこか心当たりのある行動が続きます。
当日は役柄をひきたてる衣裳や小道具にも、ご注目ください。
年中ももぐみによる劇・かいじゅうたちのいるところは、映画にもなったモーリス・センダックのファンタジー、子どもたちに人気の絵本です。
やんちゃな少年マックスは、お母さんに叱られて家出をしてしまいます。
船で1年と1日、舞台中を航海し、着いたところは、かいじゅうたちのいるところ。
そこでかいじゅうたちの王になり、みんなと幸せな場所を作ると約束をするのですが、はっと孤独に気づきます。
さてさて結末は・・・きっとたくさんのお母さんの心をつかむことでしょう。
体育あそびや、リズムも取り入れた、ももさんバージョンの、かいじゅうたちのいるところをどうぞお楽しみください。
年長ばらぐみによる楽器は、トロピカルな調べのあまいろのかみのおとめです。たくさんの楽器が登場し、お互いのパートをしっかり覚えて、心をひとつにメロディーを奏でています。
年長さんの楽器は、各クラスの個性を生かした先生のオリジナルのアレンジがポイントです。
そして、歌・どんなときもは、同じフレーズの繰り返しが続きますが、ラストに向けて徐々に気持ちを高め、盛り上げていく様子が、とてもほほえましいので、ぜひたくさんの拍手を贈ってください。
園長 曽根 香子